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脅威の777名のご来場!
劇団Tomorrow「アリーテ」大盛況!!


 
March 11, 2007
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築地本願寺、ブディストホールになんと777名!
Tomorrow第2回公演「アリーテ」は毎回満員状態で
5回公演とも埋め尽くし、大盛況のうちに幕を降ろしました!
 
ブディストホールは席数150席×5回公演=750人。
マックスでも750名のところ、なんと777名!
どうやってあの会場にこんなにお客さまがはいったのか?!!
と思うほど。当日は臨時に椅子を増やしてご来場のお客さまに
対応させていただくシーンもありました。
本当にたくさんのお客さまに足を運んでいただき、
感謝の気持ちでいっぱいです。



会場となった築地はブディストホール。日本の建物とは思えないような荘厳な外観です。
 

魔法使いのボックス(右、奥井正浩)は、「アリーテ」という名の娘が自分を死においやるという予言を受け、家来のグロベル(梅ちゃん)に捜索を命じるところから物語のはじまりはじまり。


アリーテの住むお城の住人。王様と頭の固い大臣だちの登場。

結婚の申し込みにきたダラボア王子。しかしアリーテはチェスでまかしてしまいます。


”賢すぎる”アリーテを嘆く王様たち。「国のために自分を犠牲にすることこそ”美しい国づくり”には重要だよ」と解く王様。あれ、誰かが言ってたせりふだなあ?


ついにアリーテを見つけたボックス。宝石を携え略奪婚に成功する!


悩みながらもアリーテは、家庭教師のワイゼルに励まされ、ボックス城へと旅たちます。




アリーテを待ち受ける、現実、そして夢たち。しかし動じないアリーテ。女性が”現実”を、男性が”夢”を演じた幻想的なダンスシーン。当初女性が夢、男性が現実、という設定でした。現代は”夢見るおとめ”ならぬ”夢見るおとこ”の時代なり‥‥。


さらにアリーテを待っていたのは、ボックス城内の虐げられた召使たち。ボックスの魔法が怖くて外に出られません。



そんな彼らをはげましたいアリーテは、魔法の指輪で”魔女の宅急便”を呼び出します。大人気を博した”魔女の宅急便”の4人組。


宅急便を呼び出したのは、魔女の家庭教師ワイゼルさん。ほうきにまたがり颯爽登場!


 お城の住人を仲間にして、元気に牢屋生活をはじめるアリーテ。そんなアリーテの姿にあせったボックスは、アリーテに難題を言い渡します。


アリーテの冒険がはじまります。最初の旅は人間を拒絶する森。アンサンブルによる抽象的なダンスシーン。


剣の騎士と出会うアリーテ。「国を守るために武器は必要」と解く騎士。手にしていたのは長い長い剣。しかし敗れた剣の騎士は、もっと長い剣を携えてくることを誓って帰ります。


森でさらにアリーテを待ち受けていたのは、毒蛇のリルレスト。ロシアのコサックダンス風のメロディに乗って踊りかかるリルレスト。演じるは団代表の菊地明美。


どんな相手にも敵意を抱かないアリーテ。”知恵と勇気で”対話を重ね、たちまちリルレストを友達に。ジーン・ケリー風のダンスを踊る、加藤由夏と菊地明美。


見事目的をはたし、お城に帰ったアリーテ。アリーテを中心に、お城のメンバーのなかに夢と友情が芽生えて生きます。


2番目の魔法は、針と糸。その”質素な願い”で作ったドレスに感激する仲間たち。


アリーテ2番目の冒険は凶暴な鷲が住む山にあるルビーを取ってくる事‥。わしと闘う鎧の騎士と出会います。


鎧の騎士をなんなく撃退!これも人気を博したゴールデンイーグルの二人。
人間の言葉にはまったく耳を貸さない、まったく仲が良すぎるわしの夫婦。熱演のさあやとトニー。


アリーテはリルレストとともに、鷲に挑みます。稽古に稽古を積んだタンゴを披露!
それにしても、この体格差は”ガリバー旅行記”なみ!?。腕の長さも”2倍”に見えませんか!?


リルレストとのコンビでルビーをついに手にしたアリーテ。


アリーテ最後の冒険は、美しい銀色の馬を探し求める旅。


銀色の馬を追い求めるロープの騎士。草原も”人”が演じました。


「話し合う!?」 ボックスがアリーテと唯一心通わせようとするシーン。しかし、やさしさを受け入れられないボックスは、ついにアリーテを殺すことを決意する。


クライマックス。瀕死の重傷を負ったボックスにかけよるアリーテ。それでもボックスはアリーテのやさしさを受け入れられない。

フィナーレ。仲間に囲まれ、新たな旅たちを決意するアリーテなのでした。


公演を支えていただいた、受付スタッフ、劇団ドリームの皆さん。ありがとうございました。


作家・篠原さん、演出・木島さん、振付・のり子さんを交えてのワンショット
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「現代社会、現代日本に対するいろんな深い
メッセージがこめられていた作品でした」
「一つ一つの言葉、せりふからいろんなことを考えさせられる脚本でした」
「森のシーンは感動した」
「タンゴを踊るゴールデンイーグルが楽しかった」
等々インパクトのある感想が寄せられました。
友達とはなにか、平和とはなにか、現代に通じるテーマを持って描かれたおとぎの国の物語「アリーテ」
終わってみて、私たち一人一人が、かけがえのない友達を得た公演となりました。
スタッフ、関係者、客演の皆様、そしてご来場のお客様。本当にありがとうございました。
また皆様にお会いできるその時まで。次回公演をお楽しみに‥

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