「リューシストラテー」とはギリシャ喜劇「女の平和」の登場人物。アマチュア劇団のメンバーが平和をテーマにした舞台を計画中にある事件が勃発、上演の是非をめぐって思わぬ葛藤と対立がおこります。 団員たちにつきつけらる現実。平和とは何か?日本人とは何か?
2004年、解散したコーラス・シティで上演された篠原久美子さんによる脚本でしたが、今回脚本家はもとより、団員たちのたっての希望により、演出家に木島 恭さんをむかえ、作品自体が持っているテーマ性を根本から見つめなおし、本来作品が持っていた「日本人のアイデンティ」というテーマを正面から描く作品に生まれ変わりました。リアリティあふれる人物描写とストーリー展開で見る者をぐいぐいとクライマックスへと引き寄せます。
劇団Tomorrow第一回公演「リューシストラテー・この町で」 乞うご期待ください。 |